ウィンター、冬タイプには淡い、鮮やか、濃いトーンがあり
トーンによってカラーコーデ法が異なります。
ファッションの色、カラーコーディネート
ウィンターはトーン、色の特徴によって3つのタイプに分類されます。
ウィンターと言っても、印象もカラーコーディネートも様々です。
それでは1つずつ、カラーコーディネートをみていきましょう!
ビビッドウィンター
ウィンターの中でも、鮮やかなビビッドカラーのグループです。
白銀のゲレンデを彩るスキーウェア、クリスマスツリーにポインセチアのようにインパクトがありドラマティックな印象の色たちです。
- お顔の近くに鮮やかな色を合わせる
- お顔の近くに、くすんだ色・ぼやけた色はNG
- コントラストが強いコーディネートをする
OK OK NG トップス トップス ボトムス トップス ベーシックカラー スノーホワイト ブラック シルバー
ブリリアントウィンター
雪や氷、シャーベットのようなアイシーカラーから明るいブライトトーンなどのグループ。華やかでゴージャス、かつエレガントな印象です。
- お顔の近くに澄んだ透明感のある色を合わせる
- お顔の近くに、暗い色・くすんだ色はNG
- コントラストを、ややつけるカラーコーディネート
OK OK NG トップス トップス ボトムス トップス ベーシックカラー スノーホワイト ネイビー シルバーグレー ブラック シルバー
ディープウィンター
青みの強い深く濃いディープカラーのグループです。クールで大人の落ち着きを感じさせる色たち。
- お顔の近くに濃い色を合わせる
- お顔の近くに、淡い色はNG
- 深みのあるカラーコーディネートをする
- コントラストを、ややつける
OK OK NG トップス トップス ボトムス トップス ベーシックカラー グレージュ ブラック チャコールグレー ネイビー ボルドー シルバー
ウィンターのリアルコーデ
ウィンターのカラーコーディネートを、モデルさんのお洋服でみてみましょうね。
左:黒地にピュアホワイトのドット、シフォントップスに、ブラックのサーキュラースカートです。パンプスもブラックにして統一感を持たせました。
中央:ピュアホワイトのトップスに真紅のスカートです。黒いエナメルの細ベルトとパンプスを色リンクさせています。
右:ピュアホワイト地にブラックのドットのシフォントップス、ブラックのサーキュラースカートです。
ウィンターの冬服、どうすべき!?
ウィンター=冬、だから冬服は得意!って思いませんか?
ところが、ウィンターはクールな色なので色選びやコーディネートを間違えると寒そうに見えることがあります。
では、さっそく見ていきましょう!
ビビッドウィンターの冬服カラーコーデ
鮮やかな色でまとめます。<画像一番左>
例えば、ロイヤルブルーや黒のジャケットやコートに白地に黒のチェックや真紅などのボトムスを合わせます。
ジャケット・ブーツを黒に、手袋は赤、バッグはメタリックにしています。
ブリリアントウィンターの冬服カラーコーデ
クリアで明るい色でまとめます。<画像左から2番目>
例えば、ピンクに近いパープルやネイビーをアウターに、ネイビーやセルリアンブルーのボトムスを合わせます。
上の画像<左から2番目>は、手袋・ブーツをネイビー、バッグはライトグレーにしています。
ディープウィンターの冬服カラーコーデ
深く落ち着いた色でまとめます。<画像右から2番目>
例えば、ワインレッドや黒、チャコールグレーのジャケットやコートにネイビーや深い緑などのボトムスを合わせます。
ブーツ・手袋とバッグを同じ色<ミッドナイトネイビー>にしています。
ウィンターの白やアイシーカラーは要注意!
ウィンターの白であるピュアホワイトをコートやジャケットに使うと、寒そうに見える可能性が高くなります。
ピュアホワイト以外でも、ウィンターにはアイシーカラーが含まれます。その名の通り冷たい印象の色です。
もしピュアホワイトやアイシーカラーのコートやジャケットを選ぶなら、
- 素材をカシミヤやパシュミナなど暖かみのある素材にするか、
- ブラックのファーのスヌードを合わせる
と暖かみのある印象になりますよ ^^
春夏服のカラーコーデ
そもそもウィンターはクールな色のグループです。涼しげな色ですので春夏服はお得意です。
ウィンターのベーシックカラー、ピュアホワイトをトップスにカラーコーデを見ていきましょう!
ビビッドウィンター
ピュアホワイト地に黒やネイビー、ロイヤルブルー柄のトップスにピュアホワイトのボトムスにしました。(画像一番左)
ピュアホワイトの面積を多くすると、より涼しげにみえます。コントラストは大きくしましょう。
ブリリアントウィンター
ピュアホワイトのトップスにスカイブルーのボトムス、小物はアイスグレーやピュアホワイトにします。(左から2番目)
透明感のある涼しげ・爽やかなカラーコーデがお得意なタイプです。
ディープウィンター
ライトグレーをトップスにピュアホワイトをボトムスにしました。(右から2番目)
ディープウィンターさんは、チャコールグレーやディープグレーが似合いますが、涼しげに見せたいときはライトグレーにして黒いストーンのネックレスを合わせたり、襟ぐりに黒のトリミングのあるトップスを選ぶと良いです。
骨格タイプ別ウィンターカラーコーデ
パーソナルカラー・ウィンターは爽やかな色・ダイナミックな色・重厚な色のグループです。
骨格ストレートにしっくりくる色です。
他の骨格タイプもポイントをおさえでば大丈夫!骨格別パーソナルカラーウィンターのカラーコーデ法をお話ししますね。
≫骨格診断について詳しく説明しています。
骨格ストレート×ウィンター
骨格ストレートのキーワードは、「シンプル」、「キレイ目」、「ハリのある素材」で、ややカッチリした印象。
ウィンターの色は骨格ストレートと相性が良い色味です。
たとえば上の画像左のようにカシュクールのワンピース(ロイヤルパープル)や、ネイビーのシャツにピュアホワイトのセンタープレスパンツ、
カジュアルなら白いTシャツにブラックデニムのコントラストが効いた都会的なコーデもオススメです。
オールホワイト、オールブラックもピタッと決まります。
骨格ウェーブ×ウィンター
骨格ウェーブのキーワードは、「フンワリ軽やか」、「柔らか」などです。
たとえば上の画像中央のようにロイヤルブルーや真紅、ピュアホワイトのブラウスに黒いフレアスカートもオススメです。
ブラウスは薄手の生地で、身頃にタックやギャザーでフンワリ感があると華奢な上半身を豊かにみせます。
ネイビーやグレー・黒のレース・タイトスカートを合わせても良いですよ。
黒地の花柄ワンピなら落ち着いた大人の女性らしく着こなせます。生地がシフォンならマキシ丈もいける可能性大。
ロング丈・マキシ丈を着る時はウエスト位置を高めにするとバランスがとれますよ。≫丈感は印象を左右する も参考になるかもしれません。
骨格ナチュラル×ウィンター
骨格ナチュラルのキーワードは、「長さ」、「無造作」で、スタイリッシュな印象。
たとえば上の画像右のように白地や黒地の花柄ロングのプリーツスカートに黒、黒やピュアホワイトのトップスもオススメ。
コントラストを効かせると、よりシックリきやすいです。
ピュアホワイトのトップス、ピュアホワイトのワイドパンツに黒のロングシャツワンピを合わせたメリハリあるカラーコーデも決まります。
カラーコーディネートでアカ抜ける2つのポイント
なんだかアカ抜けない・・・とっ散らかった感じがする・・・
そうおっしゃるお客様は、とっても多いんです。。。
カラーコーディネートでアカ抜けるには、たった2つのポイントを意識しましょう!
- お洋服、小物、全体の色を3色まで、にする。
- 色をリンクさせる
例えば、ベルトと靴を同じ色にする。柄の一部とボトムスを同じ色にする。
と、まとまり感が出てアカ抜けた印象になりますよ ^^
では次に、パーソナルカラースプリングの色の印象から、似合うファッションタイプをみていきましょう!
ウィンターのファッションタイプ
≫パーソナル・アイデンティティー・ファッション(PIF)でいうと
- モダン
- マスキュリン
- フォクシー
- コンサバ
- プリンセス
がお似合いになります。
ウィンターの苦手な色と攻略法
ウィンターの苦手な色の傾向は、4つのグループによって異なります。
上でグループ別にお話ししましたが、それぞれお顔の近くに・・・
- ビビッドウィンター:ぼやけた色、くすんだ色
- ブリリアントウィンター:暗い色、くすんだ色
- ディープウィンター:薄い色、
は避けましょう!
ウィンターの苦手色
グループによって苦手な色の傾向は様々なんですが、ウィンター(サマーも)共通でオレンジやイエローベージュ、ブラウン(黄みの)が苦手です。
ブルーベースの肌色に、オレンジ、イエローベージュを合わせました。
ほてったような赤ら顔にみえ、ぼんやりと膨張し、肌色も馴染まず浮き上がって見えます。
ブルーベースの肌色(上と同じ)に、青みのピンクとローズベージュ(青みのベージュ)を合わせるとシックリ馴染み違和感がありません。

ウィンターは、ベージュやブラウンを着ちゃダメなの???
※イメージコンサルタントを目指す夢子さん、ときどき登場します♪

夢子さん♪お久しぶり!
大丈夫ですよ!ウィンターに似合いやすいベージュやブラウンもありますよ♪
ウィンターのベージュとブラウン
それでは、ウィンターに似合いやすいベージュやブラウンをみていきましょうね♪
ウィンターに似合いやすいブラウン | ||
ワインレッド | ココアブラウン▲ | バーガンディー |
ブラウンといってもワインレッドに近い色です。
ワインレッドもバーガンディーもディープウィンターはお得意の方が多いです。それ以外のかたは、柄や差し色で取り入れると良いですよ♪
ココアブラウンはサマーの色(濁色)なので、お顔から遠い、例えばボトムスやベルトなど小物で取り入れましょう!
ブラウン茶色の選び方パーソナルからタイプ別に考える!ではウィンタータイプのブラウンのアイカラーからカラーコーデ、骨格タイプも考慮した生地選びまで説明しています。
ウィンターに似合いやすいベージュ | |
グレージュ | ローズグレー |
グレーがかったベージュです。
ただ、ウィンターは「くすんだ色」が苦手な方が多いです。
- 地味に見える
- 不健康に見える
- 年齢より上に見える
など、嬉しくない現象が起こるんです。
ですので、お顔の近くに持ってくる場合は、下でお話しする攻略法が必要になります。

なになに?攻略法があるの???

あるんですよ♪
では、攻略法を話ししますね!
ウィンターが苦手な色を着る時の攻略法
- チーク、リップカラーをしっかりつける。
- 似合う色のネックレスをする。
- 似合う色の襟を見せる、スカーフをする。
これだけで、地味・不健康・老けて見えるなんて嬉しくない印象が回避できます♪
カラー診断で知るべきこと
あなたはウィンターの、どのトーンですか?
同じウィンターでも、トーンでみるとカラーコーディネートが異なります。
服やメイクの質感(ツヤの有無など)の傾向も分かります。
トーンをおさえないと、ファッションのコーディネートがチグハグになります。メイクもしっくりきません。
パーソナルカラー診断で大切なことは「シーズン」を知ること、ではありません。
選択肢が広がり、あなたの好きなファッションやヘアメイクを、より楽しめむためにトーンをおさえることが大切なのです。
「あなた」をより美しく見せるトーンはもちろん、苦手と攻略法まで分析するカラー診断を含むメニューは≫イメージコンサルティングのページでご覧いただけます。