世界で一番心地い響き、って、なんだと思いますか?
それは、その人の名前なんです。
接客を例にすると「お客様」と呼ぶより「○○ 様」と、お名前で呼ぶほうが、呼ばれた側が受ける好感度が断然高いのです。
名前で呼ぶメリット
サービス中にトラブルがあり、お客様に不快な思いをさせた場合、謝罪をし、じっくりとお話を伺い誠意をもって、こちらができることをお伝えします。
その時、お客様 ではなく「○○様」とお名前を呼ぶことで、こちらを受け入れてくださる割合、速度、そして深さが断然アップします。
- トラブルが起こる前より笑顔になってくださった
- 親近感を感じていただけた
と、プラスに作用することが断然多いのです。
お名前を呼ぶことで、関係性が深まったということなんです。
名前で呼ぶ作用
お名前を呼ぶことによって
- 相手の心を柔らかくする。
- 気持を穏やかにする。
- 嬉しい気持ちになる。
さらに「わたし(僕)は、認知されているんだ」という、ポジティヴな自尊心も満たされるのではないか、と前職で12万人ほどのお客様とご一緒させていただいた経験から実感しています。
大切な人の名前を呼ぶことで、その人が幸せな気持ちになります。
その人を名前で呼ぶと、自分も名前で呼ばれる機会が増え、関係性も深まります。
名前を呼ぶタイミング
ただし、名前で呼ぶタイミング・回数を間違えると逆効果になることもあります。
授業中ボォ~っとしている時に先生に「○○~!」って呼ばれてビクッとした経験はありませんか?
名前で呼ばれることは、相手に緊張感も与えます。
では、どんなタイミングで何回くらい呼べばよいでしょう?
関係性が築かれていない場合では、
- 30分程度の会話の場合、はじめの5分間に2~3回
- 会話の最後に1回程度
がちょうど良い、と感じています。
最後の印象は、最初の印象と同じくらい大切ですし、印象に深く残ります。
会話の最後に相手の名前を呼ぶと良い印象が残り、つぎに繋がりやすくなります。
人に笑顔や喜びを向ければ必ず自分にも帰ってきます。
簡単にできることで、大切な人も自分も気持ちよく過ごせたら幸せですし、あなたの印象が良くなります。
印象が良くなると関係性が良く・深くなり、あなたの願う方向に向かいやすくなります。