好印象な見つめ方

小さいころお父さんやお母さんや先生に人の目を見てお話を聞きなさい!と言わたことがあると思います。
 

人の話を聞くときに相手を見るのはとても大切なことです。

ところが、見つめすぎはオススメしません。

美人の所作法から好印象な見つめ方、視線の配り方について、お話ししましょう。

なぜ見つめすぎはダメなの?

関係性が築かれていない相手を見つめすぎるのはオススメしません。

相手に緊張感を与える可能性があるからです。

目と手と口は人を傷つける

どうして、じっと見つめると相手に緊張感を与えるのでしょう?

目・手・口は、人を傷つけたり緊張感や脅威を与える可能性もあるからです。

手は武器を持ちます。

口は、相手を傷つける言葉を発することもあります。

目は、睨むなど、武器も持たず言葉も発せず人を傷つける可能性を秘めているからなのです。

ですので、相手と関係性が築かれていない場合、見つめすぎると緊張感を与える可能性があるのです。

どれくらいの時間なら見つめても大丈夫なのでしょう?

どれくらいの時間なら見つめても良いのでしょう?

答えは10秒までです。

特に…

  • 関係性が築かれていない場合
  • ビジネスシーン

では、見つめるのは10秒までにすると良いですよ。

どのあたりを見つめればよいの?

10秒以外は、どこを見ていれば良いのでしょうか?

ご存知の方も多いかと思いますが

  • 女性の場合、眉~鎖骨の間
  • 男性の場合、眉~ネクタイのノット(結び目)までを

「柔らかく」「ゆったりと」視線を泳がせると良いです。

この範囲でも、

  • スピードが速すぎる
  • 一点に留まる(特に鼻と口)

と逆効果です。

「視線を泳がせると誠意が伝わらない」と思いませんか?

それでは、誠意が伝わる効果的なタイミングと見つめ方をお話ししましょう。

誠意が伝わる効果的なタイミングと見つめ方

誠意や「あなたをちゃんと見ていますよ」という相手への配慮を伝えるには

フレーズの最後に相手の片目、かつ片目の黒目をしっかり見つめるのです。

こうすることで、緊張感や威圧感を与えず誠意も配慮も伝えられます。

なぜ片目の黒目を、しっかり見つめるの?

どうして片目の黒目なのでしょう?

自分の両目で、相手の両目を「しっかり」見る事は出来ないからなのです。

ちょっと実験してみましょう!

  1. 両人差し指を、相手の目に見立てます。
  2. 目の高さ・幅で、手の長さいっぱいに伸ばして両人差し指を見つめてみてください。
  3. 両方の人差し指が、はっきり見えていますか?ぼんやりしていませんか?

自分の両目で相手の両目を見ようとすると、ぼんやりになってしまうのです。

片方の人差し指だけを見つめると、しっかり・はっきり見えます。

自分の両目で、相手の両目を、しっかり見つめることは出来ないのです。

相手の片目、かつ黒目の中心を見る

ご自身の両目で、相手の片目、かつ、その中心の黒目を見ると

短時間見るだけで、相手はしっかり見られたと感じます

  • お話しする間は、相手を見つめすぎず、ゆっくり柔らかく視線を泳がせます。

  • フレーズの最後に、短時間でしっかり見ます。

このメリハリが大切です。

相手に威圧感や緊張感を与えず誠意も配慮も伝わる見つめ方なのです。

好印象な見つめ方で、より良い関係性を築けますように。

美的イメージアップ塾のプレシャス・ビューティーレッスンは、ファッション・ヘアメイクに加え

  • 好印象な話し方
  • 美人の所作法

も身に着けることができます。