ブルーベース=色白でピンクの肌とは限りません。
黄み肌、褐色肌(小麦色の肌)は必ずしもイエベ、とは限りません。
「黄み肌だからイエロー系のファンデを使っているけど違和感がある」
イメージコンサルのお客様で多いケースです。
このページではパーソナルカラー別のファンデーションの色味をお話しします。
ますは肌の色をパーソナルカラー別に確認しましょう!
パーソナルカラー別・肌色とファンデの色
<ファンデの色味例>
この後、パーソナルカラー別・ブランド別にファンデーションをお話しするので、「あなたの色味」が図のどこかを確認し読み進めてくださいね。
スプリングの肌色・ファンデの色
ライトスプリング:黄みで血色が良い色白肌(ファンデの色味例:上の図①)
ブリリアントスプリング:ツヤと血色を感じる色白~普通肌。黄みが少なめな方もいます。(①、②、④、⑤)
ビビッドスプリング:やや黄みの色白~褐色肌まで(①、④、⑦)
セカンドがオータム:黄みが強い色白~褐色肌まで(①、④、⑦)
オータムの肌色・ファンデの色
リッチオータム:黄みでマットな褐色肌(⑦)
ナチュラルオータム:黄みでマットな血色の少ない色白~普通肌。(①、④)
ディープオータム:黄みの褐色肌(⑦)
セカンドがスプリング:黄みが強い色白~褐色肌まで(①、④、⑦)
サマーの肌色・ファンデの色
<ファンデの色味例>
ライトサマー:血色が良いピンクがかった色白肌(③)
エレガントサマー:青みでマットな血色の少ない色白~普通肌。(③、⑥)
ブリリアントサマー:ツヤと血色を感じる色白~普通肌。青み少なめな方もいる。(②、③、⑤、⑥)
セカンドがウィンター:青みが強い色白~褐色肌まで(③、⑥、⑨)
ウィンターの肌色・ファンデの色
ビビッドウィンター:青みの色白~褐色肌(③、⑥、⑨)
ブリリアントウィンター:青みの色白~普通肌。(③)
ディープウィンター:血色の少ない青みの褐色肌。(⑥)
セカンドがサマー:青みが強く血色の少ない色白~褐色肌まで(③、⑥、⑨)
イエベ(スプリング、オータム)の「褐色肌」はファンデーションを選びやすいかと思います。
一方、サマーやウィンター、ブルーベースの「褐色肌(色黒さん)」はファンデーション選びに悩みますよね。
ブルーベースの色黒さんが悩むファンデ選び
色黒さんはイエローベースだけではありません。
ブルーベースのサマー、ウィンターにも色黒さんがいますが、こんなケースで間違えて黄みのファンデを選ぶことが多いんです。
- 自己診断でオータムになった
- ブルベのファンデを見つけられなかった
ブルベの褐色肌は、赤みの褐色、黄み(緑がかっている)の褐色肌の方が多いです。
イエベの褐色肌は、上の図⑦。ブルベの褐色肌は⑨です。色味の違いが分かるかともいます。
そしてブルーベース(サマーとウィンター)の褐色肌にイエロー系オークルのファンデをつけると、くすむ可能性大です。
イメージコンサルティングのお客様でも、このパターンがすごく多いです。
メイクレッスンで標準色オークル(上図⑧)~ピンク系オークル(⑨)を試していただくと透明感がアップすることが断然多いです。
ブルーベースの褐色肌さんでイエロー系オークルで違和感を感じたらピンク系オークルを試してみて ^^
それでは次に、ブランド別に確認しましょうね。
ブランド別ファンデーション
オンリーミネラル(パウダータイプ)
オンリーミネラルのパウダーファンデは色が豊富なので肌にあう色味が見つかりやすいと思います。
同じ色でも奇数(ツヤタイプ・薄付き)と偶数(マットタイプ・カバー力)があり、目的・着け心地で選べます。
ブリリアントスプリングの私はマットタイプ2と6を混ぜて使っていますが、粒子が細かく粉っぽさは感じません。
イエローベースさんは、中心軸~左(1or2、5or6、7or8、9or10、13or14)を、
ブルーベースさんは、中心軸~右(3or4、5or6、7or8、11or12、13or14、15or16、17or18)を試してみてください。
パーソナルカラー別の色味は、≫肌色とファンデの色味を参考になさってください。
*上の図は筆者が再現したものでオンリーミネラル公式の色味ではありません。
江原道モイスチャーファンデーション(クリームタイプ)
江原道はピンク系ファンデの色展開が豊富なので、ブルーベースさんは試す価値ありです。
標準色より明るい、色白肌向けの色が3種類、褐色肌向けが2種類あります。
オンリーミネラル同様、ピンク系の褐色肌向けが2種類あるのは頼もしい!
パーソナルカラー別の色味は、≫肌色とファンデの色味を参考になさってください。
*上の図は筆者が再現したもので江原道公式の色味ではありません。
プリマヴィスタ(パウダータイプ)
明るい肌色4種、標準の明るさ2種、褐色1種と色味は多くありませんが、イエロー系・ピンク系の中間(上図の中央縦軸)が3種あり、マツキヨなどで試せるのも嬉しいです。
上図左:BO=ベージュオークル、中央:O=オークル、右:PO=ピンクオークル
コスメデコルテAQ(パウダータイプ)
コスメデコルテAQ スキンフォルミングパウダーファンデーション。明るい肌色7種、標準の明るさ1種、褐色1種で構成されます。
美的メイクレッスンで標準色(中央縦軸)の301,302,303を使っています。
標準色はイエロー・ピンクの中間ですが、301は少しだけ黄みより、302と303は少しだけピンクよりに感じます。
<ファンデのビフォアアフター>
画像左:ブリリアントスプリングのモデルさん(ノーメイク)
画像右:コスメデコルテAQ301。下地は目元にピンク、お顔全体にイエローベージュのコントロールカラー使用。
ファンデ選びのポイント
肌質・仕上り・機能で選ぶ
パウダータイプ:一般的にパイダータイプはさらっとして脂浮きしにくいので脂性肌にオススメです。高温多湿の時季だけパウダータイプを使うのもアリですね。
両用タイプ:さっぱりした仕上りを求めるなら、水をスポンジに含ませて使う両用タイプがオススメです。
リキッド・クリームタイプ:リキッドやクリームタイプはしっとり感が欲しい方、乾燥が気になる方にオススメです。
機能面では、日焼け止め効果があるもの、肌に優しいもの(防腐剤・合成香料・合成着色料を使っていないもの)などあるので、色味に加え目的にあったファンデーションを選びましょう。
色味の確認方法
標準色、明るい・暗い、イエロー系・ピンク系といってもブランドにより色味に違いがあります。
必ず試して色味を確認しましょう。試し方のポイントは、
ファンデーションを確認するのは、顔がベストですが、難しい場合は顔と首の境など顔に近いところがオススメです。
手の甲や腕の内側は顔と色・質感が違う場合が多いからです。
ファンデーションの付け方のコツ
ファンデーションを、より美しくつけるコツは、
- 下地を整える
- パウダータイプ(仕上のお粉も)は掌で包む
と美しく自然に仕上がります。それでは順番にお話ししますね。
- いつもの基礎化粧品で整えます。
- 下地をつけます。
下地機能もあるコントロールカラーで色むらや赤み、くすみをカバーするとファンデーションの厚塗りが防げナチュラルで明るい仕上がりになります。
≫コントロールカラーをパーソナルカラーで選ぶも合わせてお読みください。 - パウダーファンデーションをつけたら、掌で顔を包みます。粉浮がなくなりますよ。
- リキッドファンデの後は、ティッシュを乗せ掌を滑らせます。そののちパウダーで仕上げます。パウダーの後は掌で顔を包みます。
- 小鼻や口の周り、目の周りは、パウダーの場合、スポンジを折るようにして肌に直角に乗せる。
- リキッドは、中指の腹でトントンと乗せる。
- 仕上のパウダーは筆でクルクルと毛穴を埋めるように。小鼻は筆を直角に当てるように乗せる。
- パウダーの後は掌で包み込むと粉浮きをおさえ、しっとりした仕上がりになります。
是非、試してくださいね。
黄味肌のファンデ選びは難しい
いかがでしたか?
あなたの肌色に合い、より美しく見せるファンデーションの色は自己診断では分からないことが多いです。
特に
- 自己診断でオータムになった方
- 私は黄味肌、と思っている方
で、イエロー系のファンデに違和感を感じている方は、ピンク系を試してみて。
それでも不安な方は、プロの診断・アドバイスをオススメします。
美的メイクレッスンでは、
- パーソナルカラー診断
- 顔骨格デザイン分析(R)
- なりたいイメージ
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