カラータイプが合っているのに
違和感を感じる理由は
質感を間違えているから、かもしれません。

以前カラー診断を受けたのに「違和感を感じ」イメージコンサルにいらっしゃる方が多いです。

そもそもカラータイプが違う、に次いで、カラータイプは当たっているけど質感を間違えているパターンが多いのです。

質感が違ったため、迷路をさまよった「お客様Aさん」を例にみていきましょう!

Aさんの診断結果と迷路歴

Aさんは、4シーズンのカラー診断を3回を受けた後、より細分化したカラー診断を2回、計5回受けたけど、違和感を感じて私のコンサルティングにいらっしゃいました。

細分化したカラー診断2回のうちは1回目「濁色系オータム×濁色系サマー」で、2回目は「ストロングオータム×ヴィヴィッドウィンター」。

Aさんは、5回の診断から「おそらくオータム系の色が似合いそう」とファッション、メイクの色にオータムカラーを選んできたそうです。

ただ、

  • 暗く見える
  • 老けて見える

とAさん自身、違和感を感じたり、お友達に言われたりで迷路に突入し、最終的に私の所にいらしっしゃいました。

Aさん診断結果・得意と苦手

わたしが診たAさんの診断結果は、「ビビッドスプリング×リッチ(オータム)」

パーソナルカラー・ビビッドスプリング・カラーコーデ

得意な色は、1st:鮮やか(ビビッドトーン)~2nd:強い色(ストロングトーン)

苦手な色の傾向は

  1. くすんだ色
  2. 淡い色
  3. 青みが強い色
  4. 暗い色

でした。

Aさんは、5回の診断結果の傾向からオータムカラーを選んでいました。

ただ、オータムカラーといってもトーンは様々。

濁らない深い色・暗い色もあれば、強い色・濁る色もあります。

濁る色も、淡く濁るから深く濁るまで様々です。

Aさんの得意は、鮮やかな色で、セカンドは強い色です。

シーズンを抑えればOK、ではないのです。

トーンと質感

服やアクセサリー、メイクの質感を知るには、トーンをおさえる必要があります。

トーンが分かると似合う質感の傾向も分かります。

Aさんは、イエベのビビッド×リッチなのでツヤ感が得意。

  • 似合う色でもツヤがないと外す
  • 苦手な色でもツヤがあると似合いやすくなる

可能性大なのです。

では、Aさんが得意な服の質感とメイクの質感をみてみましょうね。

服・アクセサリーの質感

ヴィヴィッドスプリングOKなジュエリーNGなジュエリー

得意な質感=ツヤやか

  • シルクやサテン
  • カシミア、パシュミナ
  • マーセライズコットン
  • エナメル
  • ミンク、フォックス
  • ダイヤのような透明感・輝くジュエリー
  • イエローゴールド、シャンパンゴールド(画像左)

苦手な質感=ツヤがない

  • 杢(スウェットのような霜降り)
  • アルパカ
  • しわ加工
  • オックスフォード(コットン)
  • リネンコットン
  • オーストリッチ
  • ムートン、ラクーン
  • キャッツアイのような透明感のないジュエリー
  • 輝きを抑えたアンティーク調ゴールド(画像右)

メイクの質感

得意

  • パール
  • ラメ(目の形状による)
  • グロスのようなツヤ感(唇の厚みによる)

苦手

  • マットな質感(目・チーク・リップ全部マットだとNG)

Aさん、色は当たっていましたが

  • マットなリップ(ツヤなし)
  • 洗いざらしのTシャツ(ツヤなし)
  • ざっくりニット(ツヤなし)

を選ぶことが多く、これが違和感の理由だったのです。

似合う色でも質感を間違えると、似合いにくくなるのです。

カラー診断でおさえるべきポイント

カラー診断でおさえるべきポイントは、得意な色だけでなく、

  1. 苦手な色の傾向と攻略法…>
    お客様が着たい色を違和感少なく着られる
  2. 服・メイクの質感…>
    色をより有効に活かせる(イキイキ・健康的に見える)

です。

  • 着たい色=得意な色とは限らない
  • 得意な色=売っている色・トレンドカラーとは限らない
  • 苦手を知り・攻略すると選択肢が増える
  • 「〇〇タイプだから、□□でなければならない」というタイプ分けの呪縛が解ける

からです。

ですのでパーソナルカラーの講座を選ぶときは、2つのポイントも学べるか確認しましょう!

カラーの場合、そもそもカラータイプが違う、に次いで、質感を間違えているパターンが多いのです。

BICAの総合コースに含まれるパーソナルカラー講座では、

  1. 苦手な色の傾向と攻略法…>
    着たい色を違和感少なく着られる
  2. 服・メイクの質感…>
    色をより有効に活かせる(イキイキ・健康的に見える)

    も学び、タイプ分けするだけでなくお客様をより輝かせる

    • 得意・苦手な色と攻略法
    • 服・アクセサリーやメイクの質感

    など総合的に学びます。

    パーソナルカラーが含まれる講座

    パーソナルカラーは、総合コースのみに含まれます。